ライフスタイル 思う事

50代後半、新しい仕事に挑戦中 ⑤

この1年で変化した私の近況を綴りました。アクセサリーデザイン・製作とは全く異なる分野のお仕事に挑戦している事、書き出したら止まらなくて😅長文になってしまったので、数回に分けて投稿しました。ほんと長文なので💦ご興味無い方はスルーして下さいね🙏☺️


新しい仕事にチャレンジしてようやく1年と少し経ち、少し気持ちの余裕も出てきたかなぁといったところですが、チャレンジは始まったばかり。アミティエの仕事との両立で資格取得はまだ先になりそうですが、研修を受けたりしながら少しずつ福祉や介護の勉強を続けていくつもりです。


週に数時間は介護の職場で体を動かす。他の時間は変わらず仕事机に座り、ビーズを見つめて工具を手に作業を進める。この切り替えが今は心地良くて、アクセサリーをデザインして仕立てる時間もこれまで以上に私にとっての心の喜びとなっています。2000年にスタートしたアミティエ、24年間休む事なく続けて、長年やってるからこその迷いや少し戸惑っていた心が、今また晴れ渡ってきた気持ちでいます。


私がアクセサリーを好きと思った原点は、小学校高学年の頃におしゃれな従姉妹が雑貨屋さんで買ってきてくれたブローチ。白い毛糸で編まれた帽子とセーターの形のブローチで、とても素敵だったんです🤍残念ながら今は行方不明なんですが‥‥


それからおしゃれに目覚めた中学、高校ではお小遣いの範囲で買えるアイテム。当時蝶ネクタイが流行っていて、小さなバッグなんかも大事にしてました。


短大生の頃はアルバイトで貯めたお金でシルバーのネックレスやリングを買って、嬉しくて毎日着けてた思い出があります。


社会人になってお給料を貰うようになると、アクセサリー好きの沼にはまっていきました。そして転職先ではおしゃれな女性が多かったので、毎日ジャラジャラと重ね付け。当時の上司が素敵にブローチをコーディネートする姿に感化され、その頃からブローチが好きになりました。


そしてその転職先で気の合ったおしゃれで器用な友達と、「アクセサリー作ってみたいね」という話になって浅草橋に繰り出したのがハンドメイドアクセサリー作りの始まりです。その本当に小さな一歩、それは28歳の頃でした。


その当時、自分の首周りに合うサイズ感のネックレスが売っていなくて、自分でぴったりのイメージに作れた時、鏡に映る自分のアクセコーデを見て、「わ〜、これこれ、この長さが欲しかったんだよね〜」と喜んでいました☺️


そしてそれから毎週のように浅草橋に通い、大好きなアクセサリーの素材達に心をときめかせる日々が始まり今に至ります。


子供の頃からのアクセサリーが好きという気持ち、自分らしいおしゃれがしたい思い、ビーズの彩りやパールの艶に心が満たされる瞬間。仕事にした時から大変な事もありましたが、57歳の今もこの気持ちが消えなくて。好きなものへの思いが心に灯り続けていること、その事は本当に有難い事だなと思っています。


アミティエがお届けしたい世界観。穏やかでさり気なく、品の良い佇まい。そして身につける方を引き立たせる静かな存在感。これからもこのデザインベース、世界観を大切にしていきます。そしてこれからはそこに、私自身が60代に向かって心豊かに成長していきたい思いやエッセンスをプラスして、アミティエも進化、成熟していきたいなと思っています☺️


本当に長い文章になってしまいました。まだまだ溢れてくる気持ちはあるんですが、一旦この辺で終わりにしたいと思います。この拙い長文を読んで下さって、本当にありがとうございました🙏☺️❤️


先月くらいから下書きを書いては消しの繰り返しだったんですが、何とか書き終える事が出来ました。こんな風に自分の気持ちを正直に書くのは初めて、躊躇する気持ちもあったのですが、書く事によって私自身が振り返る事が出来たなぁと。書いて良かったと思っています☺️


これからもアミティエのアクセサリーのこと、暮らしやインテリア、そして新しい介護のお仕事のことも時々書きますね。どうぞよろしくお願いします。


写真は大好きな常盤まんさくの花。去年この場所を見つけて、すっかりこの花の虜になりました。ひとつひとつの花は本当に小さいのだけど、満開になると樹の周りに漂う空気までもピンクに染めてしまう、それくらい力強く咲き誇る花です。


蕾は本当に小さくて。その小さい蕾の中に細長い花びらがクルリと丸まっているんです。その姿も本当に可愛くて、ずっと眺めていたいほど。そして満開を過ぎて褪せていく姿も美しい。「褪せていく姿に宿る美学」、最初から最後まで大好きな花です。

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