この1年で変化した私の近況を綴りました。アクセサリーデザイン・製作とは全く異なる分野のお仕事に挑戦している事、書き出したら止まらなくて😅長文になってしまったので、数回に分けて投稿しました。ほんと長文なので💦ご興味無い方はスルーして下さいね🙏☺️

ようやくスタートした新しい仕事。実はスタートして1年と少し経っています。久しぶりに組織の中で働く事やアラカンの年齢で新しい知識を吸収記憶出来るかの不安。そして在宅仕事の期間が長かったので体力面の心配。新鮮な気持ちと、私続くかな?すぐ泣き言を言って辞めちゃったりして‥‥という気持ちが入り乱れてました。なので続けられそうという自信がつくまで、家族やごく近しい友達にしか伝えていなかったのです。
スタートして1年以上続ける事が出来ている今の心境は、とにかくチャレンジして良かった!この一言に尽きます☺️
私が配属されたのは、特別養護老人ホーム内にあるショートステイという場所。日頃はご自宅で過ごされている介護が必要な方が施設に慣れていただく為だったり、ご自宅で介護されてるご家族が休息される為など、さまざまな目的で利用されます。期間も3日程度の短い方から長くいらっしゃる方も。高齢の方だけでは無く、ご病気等で介護が必要なお若い方もいらっしゃいます。
資格も経験も無い私は職員さんのサポートという形で、介護を必要とされている方々とコミュニケーションを取りながらショートステイでの生活のお手伝いをしています。スタートして1年以上が過ぎてやれる事も増えてきました。
最初は教えて頂く事を覚えるのに必死で、メモの嵐。書き込んで見返して、何度も確認。それでもなかなか覚えられない事も沢山だったのですが、少しずつ出来なかった事が出来るようになっていくのは本当に嬉しくて。私にも出来た、アラカンでも新しい事覚えていけるんだと実感できると、悶々としていた自分の気持ちも少しずつ回復していくのが実感できました。
数時間の勤務時間の間は本当に忙しくて、ずっと小走りみたいな感覚なんですが、それが長年座り仕事で慢性的に運動不足だった私にはちょうど良くて。常に次の業務の動きを考えながら動いているのは、脳トレと筋トレを両方やっている感じなんです。
そして何より、病気や障害で介護を必要とされてる方のサポートが出来る事、役に立てる瞬間があると感じられる事が私の心の糧にもなっています。ご病気で意思の疎通がとりにくい方とコミュニケーションが取れた時、「あぁ良かった」と心から感じられること。働いてる時間はわずかではありますが、自分に向いている職業なんだなと実感しています。
→⑤に続く
写真は大好きな御衣黄桜。今年は何度も見る事が出来て幸せでした☺️この桜を知ったのは3年ほど前。アクセサリー作家仲間の先生のお家にお招き頂いた時、植物にとっても詳しい先生に教えて頂きました。「近所に黄緑色の桜があるのよ」と聞いた時は想像つかなかったのですが、初めてその姿を見たら一目で好きになりました。楚々とした清らかさ、咲き誇る姿からは清廉な空気が漂います。
御衣黄桜は見上げないと咲いている姿に気づかない事もあって。でも見上げると、ずっと見ていたくなってしまう。下を向いてる黄緑の花びらから魔法が降ってくるような気がしちゃうんです✨そして満開を迎えるほどに、花の中央がピンクに色づいてくる不思議。今ここに在るのに幻のような、でもしっかりと目と心にその姿を焼き付けたい、そんな御衣黄桜が大好きです。



