
コロナ禍で身に付いた習慣のひとつがウォーキング。
昔から歩く事は好きなんですが、なかなか習慣にはならなくて。
たまに休日に気が向いたら近くの公園までとか、
友達と約束しての買い物がてらの街歩きや散策、
そして飲み過ぎた後の酔い冷ましに一駅歩いてみたりと、
その程度止まりで、習慣化には程遠いもの。
若い時ほど移動についタクシー使っちゃったりしてました。
それが4年前、ステイホームが当たり前の世界になった時、
ウォーキングという「ただただ歩く」、そのシンプルな行動が大きな支えになってくれました。
初めて経験する緊急事態宣言下での生活、
コロナウィルスに対する未知の恐怖、
そして変化する社会への不安。
昼間にニュースやSNSで見聞きした事で一杯になった頭と気持ちが
夕方からのウォーキングで1時間くらい、ガシガシと歩いてくると
ふと肩の力が抜けて気持ちが少し楽になった事を思い出します。
なかなか習慣にならなかったのに、コロナ禍以来今では歩かずにはいられない様になりました。
実は40代の頃は仕入れの時の移動時間が勿体無くて、結構タクシーを使ってました。
それが今や、歩いて健康が手に入るなら歩こう!という風に気持ちが変化して
御徒町や浅草橋へ仕入れに行く時は、3駅分くらい歩く様になりました
50代で歩く習慣が身に付いた事、本当に良かったなぁと思います。
写真は今週の夕暮れウォーキングで行った公園。
我が家から30分ほどの川沿いの緑道です。
この日は今にも雨が降りそうなぐずついたお天気の日。
でもそのせいか人が少なくて、空気もシーンと静か。
ひとり貸切状態の緑道で空を見上げる時間がとても心地良かったです。
そして始まった大好きな紫陽花の季節。
小さな蕾から少しずつ花を咲かせていく姿、そして彩りの豊かさ。
紫陽花の色の世界には本当に心がときめいて癒されますね。
これからしばらくは紫陽花パトロールが日課になります。

